付き添い及びお見舞いについて
まずは大原則として
「病院のルールに従ってください」
これ。
少なくともワタシの入院した病院は、昔のドラマのように手術室のランプが消えるまで廊下のベンチで待つことはない。
身内は「必ず連絡が取れる」ようにして、病棟のデイルームで待つ。
くれぐれも患者を送り出した後の空のベッドの周りの椅子でテレビ見ながらぺちゃくちゃおしゃべりしてはいけない。
カーテン1枚隔てたすぐ向こうで、痛みと戦いながら身動き取れずにいる別な患者がいるかもしれないから。
幸い、その時は身動きが取れたので、そーっとナースステーションに立ち寄って「〇〇号室のここのベッドの付き添いの人の声が大きすぎて『周りの部屋にも声が聞こえている』」と伝えて、あとのご対応をお願いしてから布団かぶってノイズキャンセラー機能付きイヤホンで音楽を聴いていた。直接言うと同室同士で角が立つ(患者さんは悪くない)あと、敵にどこから来た苦情か判別できないように細心の注意を払う。こんなスキルばかり発達していくのもどうかと思う。
仕事関係のお見舞いはお断りしていた。職場と病院はそこそこ距離があるので。
結局、手術日にだけ世帯主様に付き添いと洗濯物の持ち帰りにおいでいただいた。
翌日両親が見舞いに来た際は前述の通り歩くのもやっとだったので最小限にとどめてもらった。なんかビタミンたっぷりのジュースをもらったので、普通食になるまで冷蔵庫に入れておいた。
入退院時の手続きは全てひとりで済ませた。
コドモらはとうに就職して別々に住んでいる。
誰かの扶養に入らず職場の健康保険がついているワタシは、病院のルールでは身元保証人が世帯主様になったため、コドモらに書類を書いてもらわずに終わった。
なお、コドモらにはそのあとの場面で各々の持ち場で奮闘してもらった。ありがとー。