胸の振子~はてなブログにおひっこし

というわけで、さるさる日記→はてなダイアリー→はてなブログと引っ越しを重ねそして

腹圧

「ふくあつ」と読む。

内視鏡手術とはいえおなかを切っているので、思いがけないところで激痛が襲ってくる。

 

セキができない。

傷に響くので、最初は小さく、次第に力を入れて咳き込んでいくと多少痛みは逃せる。

余談だが、気管に管を入れていた影響で、術後少しの間、スリムクラブの真栄田さんっぽい声になる。

 

くしゃみ?無理だ!鼻をつまんで軽く左右に振るんだ!

 

腹部には、大切な臓器がひしめいてる。腸が順調に動くか、感染による膀胱炎が起きないか、手術によって関係ない臓器に傷がつかなかったか、いろいろな危険因子を頭に置き、やっぱり痛いものは痛い。

 

それでも、個人差はあれども、ちょっとずつでも、時には後戻りしながらも、できることは増えていく。

 

術前に調べたり、主治医に確認したことのひとつに「子宮と卵巣を摘出したあと、おなかに空洞が出来ちゃうのか」ということがあった。

答えは明快「その部分に腸が来ますので、空洞にはなりません」。