東京ふたり旅、エレベーターで

なんやかんや乗り継いで、地下鉄の出口間違えて、でも宿に到着。
宿泊者には新聞とミネラルウォーター１本のサービスがあるのが嬉しいね。
飛行機の到着が遅れたのでまずは疲れたー。部屋に着いたら軽く荷解きしてしばらく一休み。枕元のアラームを「午後４時４５分」とかいう微妙な時間に掛けて、ポットのお湯を沸かして一眠りしたら、目が覚めた頃お茶飲んで出発。
結構上の階に泊まった（外の眺めはマンションとちっさいビルだけ）のでエレベーターで下に降りると途中で乗ってくる人がいる。扉が開くと３人組の男性、お、白いスーツの上下に黒のＴシャツ、首にはおなじみのタオル。矢沢さんの還暦祝いに東京ドームに向かうんではありませんか。話しかけるとものっ凄く嬉しそうに「これから行ってきます」こちらは新宿、谷山浩子です「谷山浩子ですか！楽しんできてください」といって下で別れる。
コドモ「きっとあの人たち谷山浩子知らないよ」いやそんなことはない多分。「あの人たちがドームで歌うんだと思った」いやこの日の水道橋周辺はこんな方他にもおいでだったらしいよ。スーツのご一行はタクシーを拾って出発。こちらは昼食が早かったせいでなんかおなかすいたので、ちょっと近所のコンビニに行ってちょこっとおにぎりを買って、宿に戻って食べる。きちんとした夕食はコンサートが終わってから改めて。
新宿には開場ちょっと前に到着。ロビーでは椎名林檎が贈った花が飾られていてコドモ大興奮。浩子さんから出てた宿題で皆で歌う３番だけフォント少し大きくした「終電座」の歌詞プリントアウトを有志の方が作ったそうで１枚ずついただく。これをチラチラッと見ながら歌いましょうと。はーい。コドモはこの期に及んでも「僕は歌わないで見ている」と主張、していた。
本番。もう来るぞ来るぞと思うとコンサート後半からもううるうるしている。早すぎ。そしてサプライズ、皆で歌う前から客席で数人が立ち上がりいきなり歌いだすのだ。そう、俳優さんが数人客席に紛れ込んでいた。サラリーマン風の男性はネクタイを鉢巻にして（終電の酔客役）高らかに歌っている。さあ歌うぞ、と思ったら最初から音外した。でもいいねー。猫森集会はステージを四方から観客が囲むから、声も中心に向かって響いていく。結局コドモも歌ったそうですよ。終演後石井ＡＱさんのＣＤを買い、サインをいただいてる間お話なんかできてしまう。