珍しくお金のからむ話を

なんかめまぐるしく一日が終わったような
そんなーきがーするー。

近頃は殆んど単語と怒声だけで会話を構成するようになった中学生のコドモが
寝る前突然
「１００万円で海外旅行するとしたらどこまで行けるか」
と訊いてきた。

ひとりで行くか大勢で行くか、
ツアーで行くか自分でプラン立てるか、
セレブに豪華ホテルを泊まり歩くかバックパッカーするかで
随分違ってくるよなあとたいした答えになっていない返事をすると

どうも英語の宿題で、「もし１００万円あったら何に使いたいか」
というテーマで英作文だかスピーチだか。

１００万円って、むかしはもっともっととてつもなく大金な感じがあった。
（テレビ番組とか懸賞でプレゼントする上限が１００万だったことがあったし）
もちろん今でも「これはうれしいまとまったおかね」である。
ただ今のワタシの目の前に差し出されたら
妙にこことここに支払ってこうするとだいたいここまでいくかな、とか
現実的な意味を帯びてくる。
･･･大人っていいなあって思うかい？そうでもないよ。
いやもう子供に戻る気もないんだけど。

ともあれコドモは「１００万円で旅行したい」という英文を書くため
再び机に向かったのであった。

そういえば日中、たまたまシステムの点検に来た業者さんが
机の下の配線を見ようとしたときに
机と机の間から１００円玉を見つけてくれた。
いちおう係内に「ものすごく具体的に心当たりのある方はお申し出を」
と訊いてみたが返事がないので
次に何か募金があるときに役立てることにした。