胸の振子~はてなブログにおひっこし

というわけで、さるさる日記→はてなダイアリー→はてなブログと引っ越しを重ねそして

ことばのちから

じっちゃんの月命日。都合のついた親族が集まり、お坊さんを待つ。

ばっちゃんが「わかぼうさん」と呼んでいる、ワタシと歳の近いお坊さんである。
いつもはお経上げたあとは世間話程度だけど、
小中学生がいたので
お子様向けのお説教(怒ったわけではないよ)をしてくださった。
法話という硬いものではなく、
環境によって人は良くも悪くも変わっていく、などという話を。

下のコドモが質問。「お坊さん何に乗ってここまで来たの?」
ったく、ばっちゃんのうちの前に車が停まっていただろうが。
「ははは、車運転してきたんだよ。馬にでも乗ってきたと思ったかい?」
「バイクかと思った」
「この丸めた頭と袈裟でバイクかあ。ものすごく目立ちそうだ」

これから忙しいシーズン、海水浴客の渋滞に負けず、お勤めにはげんでください。

午後からスポーツクラブ。
階段のぼりマシンとバイクでウォーミングアップしてから
初心者向けのスタジオプログラムにチャレンジ。

マシンジムの近くにいたインストラクターさんに話すと
「ついていけないですよ、最初は。」とのお返事。

どういう意味かはスタジオでわかる。
足が思うように動かない。
目線がどうしてもキョロちゃんになってしまう。

なぜあーゆーとこが鏡張りになっているか分かった。
まっすぐ前を見て、フォームを見るだけではなく
インストラクターさんの姿も映りこんでくるから。
実物ではなく、鏡に映るの(インストラクターさんの動作)を見て、
と繰り返し言われた。

時間も短いし、あまり負担にもならないけど、くたくた。
かく汗は、皆と違う動きになってしまっての冷や汗の方が多かったかも。

これが「ついていけない」とゆー意味らしい。
初心者向けと謳ってるプログラムをできない自分を責めるのではなく
何度か同じプログラムに参加して、達成感を積み上げていこう、ということ。

インストラクターさんは「初めてにしては結構ついて来ましたね!」
と爽やかにスマイルしてくださるのであった。

とても変で不謹慎な喩えだけど、
スタジオに入って防音扉が閉まると、
手術室にストレッチャーで運び込まれてく時と似た気分になる。
ああもう逃げられない、って。