サービスということ
仕事柄、サービスとか接客とか、どうしても気になってしまう。
何をもってサービス向上というのかどうか、とか、
こういう風に変えてみたけれど、ほんとにサービス向上したのか、とか。
ふらりと某ドラッグストアに寄った時の話。
レジで、会計をしてもらっている女性に向かって
店員さんが「ポイントカードはお持ちですか?」と訊く。
ここまでは普通。
店員さんが何か、別なことを訊いている。
女性が聞き取れなくて「え?」と聞き返す。
そこで店員さんは、レジを操作しながら、
大きな声でこう言ってしまったのだ。
「ご一緒に、生理痛の鎮痛剤は、いかがですかぁっ?」
一瞬にして周囲の空気が凍りつく。
生理用品が入っていると思しき、不透明な包みを受け取ると
女性は逃げるように店を後にしていった。
あとから来た別なお客さんに別な店員さんが
「ご一緒に肌荒れに効くなんとかはいかがですか」みたいに訊いていたから、
きっと売上アップサービスアップのために、声を掛けることになってるんだろう。
「ご一緒にポテトもいかがですか?」っていうファーストフードみたいに。
今後そこで買うものには気を遣ったほうがいいのか。
それとも、もしもアレとコレを買ったら果たして何を薦めてくれるのかリサーチしてみようか。
コドモに頼まれて、カフェレストラディッシュの住所を調べてプリントアウト。
「名古屋のヒゲのおばちゃんのおみせに、ねんがじょうを出したい」
うちではこれで通じる。
きちんとワタシの住所録に入っていた。