お水の花道
朝8時頃のJRでワタシの後ろにいた若い女性2人連れ。
どうやらひとりは学生で,もうひとりは「すすきのでバイト中」。
このもうひとりが面白い。
まず,しゃべり方がいわゆる「アニメ声」。
脳天突き抜けそうな,きゃぴきゃぴ(…死語棚から引っ張り出し埃を叩く)
した声で,聞き耳立てようと思わなくてもよぉく聞こえる。
制服はミニスカなんだって。その前はバニーガールだったんだって。
こんどは新しく開店する店に転職するんだって。
合鍵まで渡す間柄だった元カレは,ある日鍵をぐにっとねじまげて
郵便受けかどっかに突っ込んで返してよこしたんだって。
メモ取らなくてもここまで覚えちゃった。
なんか伝染しそうだなこのしゃべり方。
危ない危ない,あんまり聞き入っていて,乗り過ごすとこだった。
しかし朝8時になぜ水商売の方がこんなに元気なんだろうとか
水商売さんと風俗のボーダーラインはどこだろうとか
いろいろ考えてしまった30代女だったのよ。