胸の振子~はてなブログにおひっこし

というわけで、さるさる日記→はてなダイアリー→はてなブログと引っ越しを重ねそして

公共広告機構といえば,もったいないおばけ。

今年は乳房だけでなく,右手中指にも手術痕をこしらえてしまったっす。

指の怪我について
皆々様から「痛かったでしょう?」「痛くない?」
と聞かれるのだが
実は今のところ,傷そのものはあまり痛まない。
「みんみんさん痛みに強いのね」
それは暗にニブいということでしょうか(真顔)

それよりも,不便さをかみしめているところである。
中指1本使えないだけで,世の中こんなに大変。

字を書く時は,水性ボールペンで力を入れずになら,なんとかオッケー。
電話を受けながらメモを取れるようになった。
ただし長文はツライ。
同僚あての「だれそれさんからこんなお電話ありましたメモ」もひっどい字になったので
文末に「いつもにまして乱筆失礼します」と書いたが
それもヒサンな字だった。

パソコンは主治医から使用許可が出た。
しかし,右クリックを薬指に教えこむのは大変。

これは自分でも意外だったが,お箸はなんとか使える。
手術が終わって帰ってきて,まだぎりぎりお昼休み中だったので
即自分で作ったお弁当を割り箸割って食べたくらいだから。
箸遣いは礼儀作法のタブーに挑戦中。

この寒さなのに,右手だけは手袋をはけない。
ぽっけに突っ込んで歩いている。

ところで,駅やお店のスイングドアっていって自動じゃないドア,
あれ通る時,きちんと後ろふりかえってます?
妊娠中,産後もそうだったのだが,今回も感じるのだ。
あの重たい扉が風圧にのってこっちに迫ってくるのって,恐怖だって。

ここを読んでる優しい皆さんにオネガイしたい。
通りすぎる時にスイングドアの動きにあわせてくるっと振り向き
次に通る人がいないか確かめてほしい。
後ろにもし誰かいたら,開いたドアを押さえる手
(たまに横着して足だったりもするが)を,
あと数秒そのままにしてほしい。

もしかしたらその誰かは黙って,平然と通りすぎちゃうかもしれない。
こんなことしてホテルのドアマンじゃないんだから,って腹立つかもしれない。
でも,次の人がにっこり笑って押さえるのをバトンタッチしてくれることもある。
ちょっとテレ笑いと,静かな指(肘だったりもするが)のリレー。
なんか公共広告機構みたいだけど,
これがすんなりできる人って,老若男女問わずカッコイイと思うよ。