サービス業というもの。
まずはご報告。中指が動くようになりました。
今まで思うように動かず,再縫合の可能性も含めて心配していたのですが,
「再縫合ってのは,今ある傷と別なところを切り開いて,筋くっつけるんだよ」
と主治医に言われたその日に,
「なに?もういっかい切るってかい?それはかなわん」と中指が奮起した様子。
先月末の話だが,昼休みに買い物に行った。
いわゆるスーパーだ。
すいてるレジを動物的な勘で探し当て,早くお会計を済ませてしまう…
はずだった。
遅い。
ワタシの前で今まさにレジ打ってもらっている人のカゴの中味は,
見た所すぐにでも終わりそうな分量。
なのにやたら遅い。花や陶器など,包装に手間取る物もないのに。
レジ担当の女性が,そのお客とぺちゃくちゃ喋りながら打っているのだ。
聞き耳を立てなくても,話は筒抜けである。
かつてそのお客がこのスーパーに勤めていたということも。
ワタシの後ろにも2人程並び始めた。昼休みの残り時間は短くなった。
ようやくお喋りが終了してワタシの番が来たが,
レジ担当は,ワタシの怒りに震えた表情に全く気づいていない。
帰り際,「お客様の声をお寄せください」てコーナーにあった
記入用紙を1枚持っていって,
夕方,レジ担当を名指しした苦情文を,投票箱みたいなのに入れておく。
昨日そのコーナーを通りかかると,その紙が貼ってあった。下の方に
「申し訳ありません。本人にはよく注意いたしました。」
という店のえらい人の回答があった。
名指しした店員の名前は,もちろん黒マジックで塗り潰されていた。
こちらもサービス業。
たとえ知り合いが来ても,長々話し込むのはもってのほかである。
「そのひとだけヒイキした」なんて誤解が生じる恐れもあるし。
自分の職場でも似たような話はごろごろ転がっている。
あまりにも情けないので,書けないだけだ。
スーパーと違い,名札をつけている者が極端に少ない。
「誰がやっても同じだもんね」って感覚なんだろうか。
だらしない態度を見たら,酷い対応をされたら,
「座席表」に注目してほしい。
名札をつけていない者がいても,それを見ればある程度判るから。
そして,「名指し」で批判していただきたい。
だからこの会社は,だからこの職業は,…という批判は沢山受けるが
具体的に批判されないと,えらい人たちは的確に動けないのだ。