胸の振子~はてなブログにおひっこし

というわけで、さるさる日記→はてなダイアリー→はてなブログと引っ越しを重ねそして

呼んでますよ

職場の昼休み。皆は出払ってしまい
ロッカールームには、どーも身体のだるいワタシがひとり残った。

うつらうつらしていたら
…くぅぅぅっ。
どこからか低い音がする。
…くぅぅぅっ。
もう1度同じ響き。

きっと誰かのケータイが、ロッカーの中で
マナーモードでバイブっているのだろう。
スチール製のロッカーが、共鳴して低く短くうなる。

別にどうしてあげることもできないが、
ひとまず「誰のだろう」と気になる。

ここらへんかな。
…くぅぅぅっ。
…くぅぅぅっ。
あ、呼んでる呼んでる。ワン切りじゃない。
…きゅうぅぅぅぅっ。
これは、ワタシのおなかの音じゃないか。

結局コール4回で、電話は切れたらしい。
結局誰にかかってきたのかわからなかった。
わかったからとて別にどうしてあげることもできないが。

置き去りにされたケータイが、いろんなことを教えてくれることがある。
異動してきたばっかりの人が、職場の中を挨拶回りしているあいだ
机の上に残ったケータイが元気に「キューピー3分クッキング」のテーマを
演奏しつづけていたことがあったっけ。
元気な方である。料理の腕は不明。

ちなみにワタシは、ケータイのストラップと待受画面に
某「水曜どうでしょう」でおなじみの放送局の
マスコットキャラをつけている。
そして着メロは夏らしく「ラジオ体操第1」。
7月14日の日記とあわせて読むと
節操のないのが明らかである。