胸の振子~はてなブログにおひっこし

というわけで、さるさる日記→はてなダイアリー→はてなブログと引っ越しを重ねそして

関取

残業してもしても終わらない季節到来。
帰ると上のコドモが電話で指示したとおりポトフを作っておいてくれ、
下のコドモが研いだ米でごはんがたけ、
世帯主様が食器を洗って風呂を洗ってくれた。

さてタイトル。
JRに乗ったら、2人がけの座席を若い男がひとりで使っていた。
窓際にどっかり座り、通路側の席には紙袋ひとつ。
それとなく目で席を空けるよう促しても知らん振り。

2つ先の駅に差し掛かると、知らん振りの理由がわかった。
友達(男)がそこから乗ってくるのに席を取っていたのだった。
窓越しにホームにいる友達に手を振っている。

ドアが開き、友達のために紙袋を上げたそのとき。
友達のすぐ前に並んでいたオジサンが乗り込んで、すっとその席に座った。

固まる若い男。
目がテンになり通路に立つ羽目になった友達。
ざまあみろと思いつつ冷ややかに見ているワタシのような周囲の乗客。
そして何も知らず、座れてほっとしたオジサン。
その間、セリフなし。