胸の振子~はてなブログにおひっこし

というわけで、さるさる日記→はてなダイアリー→はてなブログと引っ越しを重ねそして

さくらの夢

風邪ひきで(下の日記参照)眠りが浅いと結構夢を見た。

うちの会社、道外では東京に小規模な支店があるのだが、
そこに異動になる内示が出た夢だった。

うわあ、逆単身赴任というのだろうか。
世帯主様はそれでもいいということだ。
いろいろ引越しだなんだとこれから支度が大変だが、
谷山さんのコンサートには足しげく通えそうだ(で、仕事は?)

目が覚めて、んなわけないこれは夢だ
(東京支店に行ってもワタシなんぞとうていお役には立てませんぜ、とかいうのとは別に、異動サイクル等いろいろな関係で、たぶんおそらく当面今の所属からは動かないのよ)と思ったと同時に気がついた。

東京に転勤するとなると、札幌を離れるのは4月中旬くらいと予想される。
北海道に桜前線が到着するのはゴールデンウィーク
つまりその年は、桜を映像の中でしか見ることができない。
次に見るのは翌年の春、東京で咲く桜だ。
しかもソメイヨシノ、北海道で慣れ親しんだエゾヤマザクラではない。

東京の桜はまさに別れと旅立ちの時期どんぴしゃりに咲く。
ここ数年サクラを歌ったJ-POPのなんと多いことよ、というか、もういいよ。

北の大地に咲く桜は、他の多くの春の花とともに、
まだ肌寒さの残る空気をその彩りで暖めようとする。
それでもまだ寒いので、花見にはジンギスカンが欠かせない。
(参考文献→佐々木倫子動物のお医者さん」)

東京で桜の季節、
地元からお取り寄せした味付けジンギスカンとアルミの専用鍋で
ジンギスカンなんか焼こうものなら、
遠巻きに見物されるか
東京のつわもののカラスに焼いたばかりの肉をつつかれるか
(参考文献→佐々木倫子動物のお医者さん」)
公園の管理人さんにつまみ出されるか、なんか最後のような気がする。

東京で舞い散る桜の花びらを見ながら、
それこそ大泉洋スタレビ根本要両氏の傑作「本日のスープ」の歌詞のとおり
遅い桜に思いをはせるのであろう。いやだから仕事しろ仕事。