お茶がおいしい

コドモがちっちゃい頃にひっくり返されるのが怖くて
うちでは「ポット」とか「まほうびん」（遠足に持ってくの以外）を
居間に置かない暮らしを続けている。

もうそんな心配はないんだけれど
なんか買わないまま現在まで来ていた。
お湯は必要な時に、台所に立って沸かす。

こないだシステムキッチンを替えたら
ガスレンジが進化を遂げてしまった。
「うちらガスはＩＨなんかに負けへんでっ」という気迫を感じたもん。
別に関西なしゃべりになる必要はないけど、なんか。

揚げ物モードにすると、１８０度なら１８０度で鍋の温度をキープし
勝手に火が大きくなったり小さくなったりする。
初めて使った時、「見て見てっ！」って世帯主様呼んだくらい。

そして一番使うのは「湯沸かし」モード。
ワタシも世帯主様も、沸騰したらピーピー鳴り続けるあのケトルの音が苦手。
これは沸騰したら、ケトルではなくガスレンジ自体が
控えめな音で「ぴぃぃっ。」と知らせてくれて、
そこで火が消える。

必要なだけお湯を沸かし、お茶を入れる。それだけ。でも、幸せ。
飲むお茶は、生協のなんてことない粉茶。
安いけど、とろりとした、香り高いのが飲める。よしよし。
（世帯主様はコーヒーを飲むが、ワタシはコーヒー牛乳以外は飲めない）

もう麦茶の季節は過ぎた。
胃を荒らさないように気を付けながら、
お茶であったまるのであった。