胸の振子~はてなブログにおひっこし

というわけで、さるさる日記→はてなダイアリー→はてなブログと引っ越しを重ねそして

冷たい水の中をきみと歩いていく

夕暮れ、ビアガーデンには目もくれず、夏の歌会へと走る。

テーマは、夏。
夏に関する曲でなくてはいけない。

参加者の判定の結果、夏の歌として認められなかった場合、
罰ゲームとして、「グラスに入った名物極甘パフェ一気食い」!

いやあ、笑った笑った。
TUBEだサザンだって定番ソングは勿論、
皆面白すぎるネタを打ち上げ花火のように連発。

椎名林檎「歌舞伎町の女王」も確かに夏だわ。
B.B.クイーンズの「ギンギラパラダイス」だってそうだし。(日本は冬だが)

事態が動き出したのは中盤。
隣席の某氏が、「赤いタンバリン」を歌った。
歌いたいから歌った。

「夏は何処だ」
「歌詞に夏が出てこない」
「決定!!(すでにフロントにデザート注文の内線を入れながら)」

そして、それがやってきた頃、
ワタシはタイトルの歌を、美しく歌うつもりだった。

♪グラスの底を 水をとおしてくる 七月の日射しが♪
アイスと白玉といかにも甘そうないちごシロップと闘う某氏。

♪あんまりそれがきれいなので ぼくの命も奪っていく♪
見た目はなんとなく可愛いが「おれは甘いものは大嫌いなんだ!!」

♪あんまり静かに輝くので ぼくのからだはこわれていく♪
壊れてます壊れてます。

♪音楽ももう聴こえない♪
誰も歌なんか聞かず、某氏の素晴しいリアクションに大笑い。

…ようよう食べつくしたあと、某氏はルームから姿を消し、しばらく戻ってきませんでした。
あとできちんと戻ってきたときは、きちんと拍手で迎えました。
MVPに決定。

気持ちがぱあっと明るくなりました。
ぽちとは違う稲垣(吾郎じゃないよ)も気持ちよく歌えたし。
今日は結構忙しい一日になりそうであります。行くぜ!