胸の振子~はてなブログにおひっこし

というわけで、さるさる日記→はてなダイアリー→はてなブログと引っ越しを重ねそして

痛い声

お昼ごはんを食べに、とあるファーストフードのお店へ。

入り口に背を向けて座ったワタシから見た後ろには、女性がひとり。
ずうっと、ケータイを片手に、喋っている。
最初二人連れかと思った。
相手が話すのを聞く様子がなく、一方的に話しているから、電話だと思わなかった。

仕事の話だ。聞こうと思わなくても聞こえる。

思い通りにならないことを怒っている。
自分が如何に正しいのかと訴えている。
自分の意に沿わない人は許さないとも。

きんきん声が耳に刺さって痛い。
彼女の方を何度か振り返ってみたが、気づいているのかいないのか。
つりあがった眉。どんどんヒートアップしていく彼女の姿は、痛い。

ジンジャーエール飲みあぐね、手元にあったレシートの裏に
「熱心なのは判りますがお静かに願います」と走り書きして
なおも喚く彼女のテーブルに置いて、瞬時に立ち去る。

あの様子じゃ、仕事、つらかったんだろうなあ。
ケータイって便利だから、つい周りが見えなくなるから、
ほんとマナーが問われる。公共交通機関の中だけじゃないよ。

それにしても思う。ワタシは大丈夫だろうか。
特に、うちに掛けてコドモと話してる時。