湧泉

ネる前にお布団の中で
足の裏をよーくマッサージする。

ネコみたいにまるまって、目つぶって、感覚だけ頼りにして、
両足あったまるまで、マッサージする。

足裏っていっても、痛いことはしない。
大切な自分を気持ちよくするためだけ。

こちこちの皮膚とあしゆびがぬくもったところで
静かに、眠りにつく。

タイトルは、一つだけ覚えた、足の裏のつぼ。

･･･ここのところしんどかった一連の行事の共通点は
「女性が中心メンバーとなった、他とは隔絶された集団」。
ワタシは、そこに入っていく時には、ものすごいエネルギーを要するようだ。
エネルギーが不足しているままで飛び込むと、
激しく消耗してしまう。危ない。

それこそ泉のようにじわっとわいてくるエネルギーが
心身ともにきちんとチャージされるまで
しんどいシチュエーションにあえて近づかないことは
一番大切な自分を守るために、
時には（いつもじゃないよ、きっと。）必要なんだ。