燻製とラジオ

金曜午後は土砂降りでお客様が少ないのをいいことに
仕事を午前に集中させて、耳鼻科へ。
いつもの検査といつもの薬の処方。
聴神経が過敏になってしまってるので、
ことばが音のダンゴになって聞こえるのだ。聴力は普通。

調剤薬局を変えて、以前行っていたところに戻る。
ここは狭いけど、薬剤師さんが事務的で淡々としていて、助かる。
耳鼻科の近くに新しい薬局ができたので一時期行っていたのだが
ここの薬剤師があまりにもうっとうしい。
「だいじょうぶですか？（大丈夫じゃねえから来てるんだよ）」
「まだ耳鳴りが続きますかぁ？（って声も響くんだっての）」
いっぺんステロイド剤の服用方法を電話で確認してあったので
以来親切丁寧を是としてくれるらしいが、もういやだ。
同じ薬を処方するのならとすっぱり行き先を戻して、すっきりした。
狭い薬局だったけど、増築工事が進んでいる。冬には広くなるかなあ。
ていうか冬になる前に元気になりたいぞ。

週末は廃品回収のしごとをいくつか。
手が空いたところで燻製を作る準備。
旅行から帰ったら燻製器が届いたので、結構勉強していたのだよ。
手始めは「くんたま」。

燻す準備をしていたら甲子園の中継。
１−４で負けていたのであらこりゃあ無理だと思って
猫の額の庭でこんろに火をつけていた。
こりゃあ見ないほうがいいやあと思っていたら
隣の家の窓から拍手が聞こえてくる。

だんだん気になってきて、ありんこと遊んでいたコドモを伝令に使い
最初は途中経過を窓から叫んでもらっていたが、
しまいには世帯主様に火の番を頼んで、ラジオを持ってきて
８回表あたりから聴きながら。勝ちましたねえ。

ちょうど燻製ができたもんだから片付けて、スーパーに行くと
もう優勝祝賀セールが始まってました。
（三越では樽酒が振舞われたとか）

こちらも燻製をつまみに乾杯ー！と思うでしょ。
燻製はけむりくささをうまみに変えるために、半日くらい置かなきゃいけないの。残念でした。

薬のおかげで耳鳴りは晴れたものの、
引き換えにやってきたのは強制終了的な眠り。
ケミカルピーリングならぬケミカルスリーピングってところか。
燻製液を煮詰めてる途中で、台所で三角座りしてネてしまいました。
これだけネたら仕事中は大丈夫でありましょう。