料理の時間
なんか小4のコドモが学校で先生から
「自分で料理作れる人は手を挙げて」といわれて
味噌汁は料理に入らないから手を挙げなかったんだって。
ちょうど来週は職場の観楓会,という名の普通の宴会なので
その夜の夕食を任せることにして
リハーサルをさせてみた。
品目は「ノンノお料理大百科」よりコドモが選んだ「チキンライス」
いりようなものを書き出させて,夕方ワタシがうちにないものを買い揃えた。
忘れないように,職場の机のメモ立てに終日掲げておく。
鶏肉,トマトと並んで「クンレン」なるものがメモにある。
なんだろ?と思ったら「クレソン」でした。
玉ねぎのみじん切りに涙し,
熱したフライパンに材料を入れるたびにはねる油におびえる新人料理人。
それでもなんとか炒めあがったところで冷蔵庫を開ける。
…マジか!
ケチャップが切れている!!
ケチャップ抜きのチキンライスなんてありえん!!!
これは材料担当のワタシの重大な落ち度だ。
味噌汁を作らせている間に,青ざめたワタシはコンビニに走る。
なんとか仕上げて,付け合せのトマトとクンレンも盛り付けて,
ようやく完成したときには,とうに夜8時を回っておりました。
シダックスのCMよりもはるかに心を込めて,
コドモの作った料理を誉める。ほんとにおいしかったよ。
これがコドモの自信につながり,
さらにワタシの余裕につながることを切に願うのでありました。