胸の振子~はてなブログにおひっこし

というわけで、さるさる日記→はてなダイアリー→はてなブログと引っ越しを重ねそして

好きなひとと暮らす

きのうは同僚の結婚式でした。教会で挙式あげてレストランでパーティ。

花嫁は美しく,料理はおいしく,スピーチには笑い,
引き出物がチョコレートケーキとクッキーの詰め合わせ。
味も荷物も軽くてご機嫌。

JRは東北の地震の影響でダイヤ乱れてました。

新郎は披露宴には乗り気じゃなかったそうですが
(男はたいていそうなんだと世帯主様は言う)
新婦が職場関係者を呼ぶというので,新郎も…とのこと。
係内のメンバーと上司が呼ばれてね。

それにしても大変だったんだろうなと思う。
近くで小耳に挟むだけでも結婚の準備ってのは気力と神経を遣うのがわかる。
仲人発起人をたてず,ライトにやっていこうと思ったって,アレだのコレだの。
北海道的に言うとゆるくないよね。(「る」にイントネーションをおく)

ワタシが結婚するときの叔母のことば。
「大変でしょ。大変だから,こんなこと一回で済まそうと思うのよ。」

思考回路と食べ物の嗜好と好奇心の指向性が似通っている人がいる。
気づいたのが20代前半。
社会に出て一番最初の職場の斜め向かいの席にいた。
殻破ったヒヨコが目の前の動くものを親だと思う刷り込みみたいな縁だが。
それがすべての原動力だった。

音楽と読書の傾向が2人まったく違うので,
CD棚と本棚はお互いのエリアがはっきりわかれている。

よく共通の趣味を持っていて結婚したという話を聞くが,
もし相手を嫌い憎むことがあったとき,
その趣味まで否定することにならないか,という余計な心配をしてしまう。
乗り越えたひとの話を,こないだ洞爺で聞いて,しんみりした。