胸の振子~はてなブログにおひっこし

というわけで、さるさる日記→はてなダイアリー→はてなブログと引っ越しを重ねそして

旅立ちの春

昨日は卒園式。
孫にも衣装とばかり晴れ着をあつらえ,
おばっちゃん(義母)・カメラと運転担当世帯主様・
荷物持ち担当で3年前卒園した上の子と共に保育園へ。

知り合いのお母さんは「保護者からのあいさつ」を読むことになった。
うち同様,末っ子が卒園する。ただしこちらは3人目。
「困ったなー,挨拶前にコドモら『おもいでのアルバム』また歌うんだ―
あれのイントロ流れただけでもう泣けてしまう」と原稿片手に嘆く母。

「こーなったらイントロで泣ききっておきましょう〜」と答えつつ
ワタシは昔ポンキッキーズでかかった「みんなともだち」が流れたら
涙腺が決壊する。

式が始まる。卒園児が入場すると,
アカンボだったころから一緒に通ってた子たちが
こんなに大きくなったのかと,ひとりひとりの名前を呼びかけてしまう。
もうハンカチがぐしょぐしょになっている。

卒園証書授与。担任の先生が冒頭から声を詰まらせている。

しかし。園長先生!噛みまくり!!
いっくらコドモの名前が難しいからといって,そんなにトチらないでほしい。
NG連発して保護者席の空気を凍らせつつ,式は粛々と進む。

世帯主様の指摘によると
「壇上の市旗,星がさかさまだ。裏返しに掲示したのかも」
「貼りなおしておいでよ」「やだ」

歌と呼びかけが続く。さんざん練習したもんね。
これこそお部屋のカベに貼ってあるので,ワタシだって朝夕見てきたけど
コドモらの声で聴くとぐっとくる。
ハンカチ2枚目。

うわー,散々泣いた。これで一区切り。
担任の先生がなんと寿のために
コドモらと一緒に保育園を去るという重大発表も飛び出し,
午後のお別れ会まで一気に突っ走って,なんとか終了。

しわになったコドモ用ワイシャツは即洗濯しアイロンをかけ
翌朝再び母子は同じ衣装を着て,写真屋で入学写真の撮影。
そして月曜朝にはまた保育園に登園するのであった。