胸の振子~はてなブログにおひっこし

というわけで、さるさる日記→はてなダイアリー→はてなブログと引っ越しを重ねそして

許すということ

朝,前日乗ったのと同じバスに乗る。
「ね,おなじうんてんしゅさん?」とコドモ。
「違う人みたいだよ」とワタシ。

コドモが口にこぶしをあててぶつぶつ言っている。
なにやってんのかとそのぶつぶつを聞いていると
「はいみぎまがります」「ありがとうございましたぁ」
運転手さんがマイクで喋るときの真似である。
彼に限らずコドモにとってバス(地下鉄もJRも)の運転手さんは
永遠のあこがれなのだな。
あんなことがあった翌日も,もう仲直りしたので
こうしてバスごっこができる。ほろっとした。

夕方迎えに行くと,保育園で仲良しのおともだちとコドモがもめていた。
なんか「おかいものごっこ」してコドモがゲットしたバッジだかを
友達が「おまえそれくれるってゆったじゃないか」と言い,
コドモは「そんなことゆってないもん」と言い,
たまたま同じ頃にお迎えに来ていた双方の母も入って4人でお話し合い。
結果,「あげられないならそうとはっきり言おうね」
あーんど「むやみにほしがるのはやめようね」でいちおう解決,
家に帰るとその子から?あり
「うちにかえってみたら,ぼくのおかいもののなかにもバッジはいってた,
ごめんね」だって。イイコだなぁ。

夜営業所の担当者さんから電話連絡。
医療費の補償とか(検査と診察だけだったのだが)オトナの話しをして
「どうか新人運転手の将来を慮って,今回はなにとぞ穏便に」
と懇願され,世帯主様と協議のうえ「このまま異常なければ同意」と答える。

コドモたぁ違ってオトナは仲直りが難しい。
どっかの国のように喧嘩したくてしたくてうずうずしているのだな。
それでも,ちょっとずつ「仲直りしたら許してあげる」
っつーことをしとかないとなぁ。
だってこんなに気持ちいいことなんだから。
ま,「安易に許したりすると相手がつけあがるぜ」ってのも事実なのだけど…