バスサンド事件

以下の内容にはちょっとショッキングな描写があります。
…と書き出すのはもうこれきりにしたいぞ。

朝コドモと一緒に保育園まで路線バスに乗って
いつものように降り口で料金をプリペイドカードで払って
先にワタシが降り，コドモは手をひいて後から降りて…
のはずが，降りかかったところでドアが閉まり，
折畳式のドアがコドモのこめかみ付近を直撃！

びっくりして泣き出すコドモ。
青くなる側頭部，もっと青くなるワタシ。
新人運転手はぼーぜんとしている。
教習担当の乗務員が乗り合せていて，
すぐ謝罪してケータイでバスの営業所に連絡をとってくれた。
ひとまず歩いて近くの病院の脳神経外科に向かい，
待合室でバス営業所の上司と警官各２名と落ち合う。

コドモはＣＴをとりにいく。
「おかーさんと離れて五分，頑張れるかな？」と看護師さん。
「ごふんってどのくらい？」とコドモ。
「ウルトラマンの歌がかかるのと同じくらい，
あとウルトラマンが戦うのより少し長いくらい」と優しい看護師さん。
コドモ納得。
ＣＴ室前は車椅子のおんなのこ，付き添いのついた年配の男性がずらり。
コドモの元気さが際立ち，すこし冷静になる。

円楽師匠を若くしたような警官さんから事情聴取。
本籍はとっさに言えたものの，
保育園の連絡先を聞かれて慌ててケータイのアドレス調べるし。

検査結果異常なし。
このまま保育園に行ってオッケーというお許しが出たので
営業所の方の車で保育園に２時間遅れで登園し，
ワタシはそこから歩いて出勤。
初めて「子供の看護休暇」を半日取得。

夜，新人運転手さんが事故担当の上司に付き添われて，
我が家に謝罪にやってきた。
なんでも「お客さんを乗せて運転する初日」だったそうで。
すっかり元気になったコドモと仲直り。
やれやれの１日。