通院の日々
仕事の余裕をみて,日曜を除く毎日病院に行く。
じりじり待つ。
ワタシの前に並ぶもの。
・受付の前でもたもた手提げから診察券と保険証を出した後も,
もたもた片付けるオバサン
・なにげなく手に取ると2年前の週刊文春
・紫の煙にむせぶオジサン
・肩こり体操を紹介したパンフレット,不眠症のポスター
いちおう仕事中なので,雑誌を読みふけることはしない。
病院なので,ケータイで哀モードのチェックもしない。
とりあえず肩こりのストレッチなぞやっていると,診察室に呼ばれる。
包帯を取ってもらう。
どうもあちこちシミをつけてしまい恐縮してしまうが
看護師さんいわく,汚れやすい素材の包帯なんだそうだ。
ドクガの幼虫の足のように見える黒い糸で縫った部分に消毒薬をつけて,
指の曲げ伸ばし。
あとすこしで「ぐー」を作れるところまで曲がるようになった。
やや指を曲げた状態で再度包帯を巻いてもらう。
「いつごろ抜糸するんですかー」と聞くと
「術後10日くらいだね」というおこたえ。
センセイの机の上,ブックスタンドには業務用の資料といっしょに
「中部銀次郎」(アマチュアゴルフのえらいひと)の本がある。
最初はこのあとぶっとい抗生物質の注射があったけど
このごろはこれで終わり。
今の所医療費は「保留」。事故後に出した書類の審査結果によって
いわゆる労災扱いになるか,保険適用で一部自己負担かが決まる。