もう止めようよ，観楓会。

疲れた身体を引きずって，
観楓会（かんぷうかい，と読む）に行ってきた。

どの位疲れてたかというと，
午後出た研修途中で呼び出されて自席にダッシュで戻り，
用事が済んだらまた研修に帰り，
終わってから講師さんに「中座してしまい失礼しました」と挨拶したら
「大変そうですね，お疲れのようですよ」
と，暗に「研修中一時意識を失った」ことを見ぬかれた位。

観楓会というのは，まぁ「職場の慰安旅行」である。
秋にやるから楓を観る会。
うちのＰＣには単語登録したのだが，そうしないと「寒風会」になる。
まぁ，この時期にやるのだから同じか…
幹事のひとりである都合上，逃げられない。
人事異動時期の歓送迎会は入院中のため何もしなかったし。

別に１泊しなくてもいいような気がするのだが
「職員会の総会で，事業計画に旅行会を行うと銘打った以上，泊まるのっ」
という妙な理論で，
・宿を確保して，出欠＋日帰りか宿泊かの確認
・余興のビンゴゲームの用意（ビンゴを借り，カードを買い，賞品をあつらえる）
・レンズつきカメラの用意
・行きの送迎バス車内で飲む酒・ジュース・つまみの用意
・帰りの送迎バスは用意せず自由解散にするので，交通費相当の現金用意
を手分けしてやることになった。

だから，宿に温泉はありません。こことここに大浴場があるので費用自己負担。
だから，麻雀卓もルームもありません。持込です。
だから，職場出発時間は厳守してください。
だから，他多数。
こんなことをくりかえし言わされる。

チェックインして部屋に入れば何故か日帰り組の人々が
「ねーどんな部屋なのぉ見せてね〜」とどかどか入ってきて
ベッドに腰掛ける，果ては寝転がる。

１次会が終わったら，もうひとりの幹事さんと
とっとと部屋に戻って，部屋のお風呂に浸かって
数時間前他人がゴロゴロしたベッドでさっさと寝る。
しかし廊下が騒がしくて時折目が醒める。

朝窓を見るとほんのり雪景色。
しかしテレビで見る大通公園は，もっとひどい雪。
朝食をさっさと済ませて，帰途につく。
でないとチェックアウト後の精算が終わらないのだ。
コドモは「いいなーおでかけ」の大合唱だが
業務の一環にすぎないので，ぐったり疲れるだけ。
おみやげもなんも買えずに来た（買うヒマがなかった）ので
帰ってから近所に新しくできた百円均一に連れていく。