胸の振子~はてなブログにおひっこし

というわけで、さるさる日記→はてなダイアリー→はてなブログと引っ越しを重ねそして

入院1日目〜腫瘍=百合根説。

昼11時に病院に入る約束だったので、なんにも急ぐことはない。
ただし保育園に連れて行く時間はあまり遅くできないので
ボストンをぶらさげてまずは登園。
その後本屋が開く時間までミスドでチョコファッジシェイク(という単語をすらっとタイプできるあたり、回復したんだなぁと思います)ずるずる。
10時になったら本屋で大島弓子の文庫と通販カタログ2冊ずつ。
店を出ようとしたところ、平積みになっていた本に吸い寄せられてしまった。
「TVチャンピオン 大食い選手権」!持ってレジにUターンしてしまった。

本5冊ぶらさげて100円ショップでジュースやお菓子。
妙に安いと思ったら、「2本で100円」なんだなぁ。サンガリア恐るべし。
そのうちに時間は迫る。某自然食品の店でおせんべい。
ここは奥の間でなにやらセミナーをしている様子。
つかまったら大変、さらっと逃げるべし!と思っていたら店員さんにこやかに
「あのー」あ、案の定。「な、なんでしょ」
「今日はお買い上げの方に先着でパンジーの苗を差し上げてるんですが」
「(良かった…)もーしわけないけど、これから入院するから遠慮します」

こうして約束の5分前に入って、
言われるままパジャマに着替えると、すっかり病人モードになるから不思議。
看護師さんから既往歴やらアレルギーやら訊かれる。
「好きな食べ物は、っていってもそれが献立に出るって訳じゃないんですが」
とかなんとか。
謎な質問もある。「信仰している宗教は?」「え、む、無宗教ですが」
「で、あとご趣味は、って私も聞いててなぜこれが質問項目かと思うんですけど」
「えええ…あ、これ宗教に近いかも、コンサドーレ(苦笑)」

回診の時に「取った腫瘍って見られますか?」と思いきって訊いてみた。
答えは「うーん…どうしても見たいならカメラ用意していただければ
こちらで写真に撮っておくってのもできますけど」そこまでしなくていいや。
「で、どんなものなんでしょう腫瘍って」
「…」看護師さん、しばらくの沈黙のあと「百合根、みたいな感じでしょうか」
なるほど、茶碗むし食べるたびに腫瘍を思い出すわけねっ、と笑うと
「例えが食べ物ってのが不適切だったみたいですね」

ちなみにワタシの腫瘍は直径3cm。お弁当ハンバーグやミートボール程度。
この例えも不適切か。眠剤使わずぐっすりねんね。