ＢＳデジタルテレビ様に謁見

お休みは眠い。何故コドモって休みの日に限って早起きなのだろう。

というわけで、バス乗り継いで実家に帰る。
主な目的は「入院の同意書に署名してもらう」ことだが
実家で買ってしまった
「薄型プラズマ大画面ＢＳデジタルテレビ」様を見物するってのもあって。

玄関先には既に電器屋さんのトラックが停めてあり、
まさに明和電機（吉本興業所属アーチスト。魚コードやパチモクが有名）
のような青い作業服のおにいさん２名が設置の真っ最中。

でかい。今まであったテレビを縦に３つ並べたくらい巨大な画面が鎮座していて、
おにいさんには失礼だが爆笑してしまった。

「テレビは離れて見ましょう」とゆーセリフはこのテレビ様には不要。
近くで見るとくらくらするからである。

実に美しい。細部までくっきり見える。
ハイビジョン時代になって以来
女優さんのメイクに神経を遣うようになった理由がよーくわかる。

大リーグ中継では客席の日本人の多さも、選手の吐くツバも良く見える。
競馬ではサラブレッドの毛並みも、騎手のズボンのヒップラインもわかる。
…疲れて帰ってきた。

ＢＳデジタルがありながら
「でもこんなにチャンネルがあっても、見ないよね―」
と言っていた母と祖母。Ｗ杯が見られてもネコに小判状態。

そういえば、昔はＮＨＫ総合と教育の２つしかなかったんだよね〜
ワタシが生まれた時にカラーテレビを買って、
ワタシが歩行器でがつーん！と激突したあとが
テレビの木製の足（！）についてた。