クラシックだって聴くこともある
手元の仕事を済ませたら、残業は回避してコンサートへ。
今回はクラシックなのに笑える
鉄道ネタが評判の「杉ちゃん&鉄平」を聴きに一人で。
入場すると結構オバサンの姿が目立つ。なんだろう。
鉄ヲタがこんなに多いのか?と思ったが理由はあとでなんとなくわかる。
序盤、北海道にちなんだ曲として、
「アイネ・クライネ・サンパレス」
おなじみの曲に、
これまた道民にはおなじみの洞爺湖畔のホテルのCMソングを融合させたもの。
ここから笑いが止まらない。
ワタシはかんちがいしていた。
杉ちゃん(ピアノ)がヴァイオリンだと思っていた。
あんな髪型だからといって皆情熱的にヴァイオリンを弾くというわけではない。葉加瀬太郎効果恐るべし。
杉ちゃん、ステージのピアノを「ヤマハ」と紹介してしまう。
スタンレーって客席から見える位置にも書いてあったのに。
楽器の解説からパトカーの車種によって音色が違う話とかに交え、
時事ネタからアニソンから家電製品まで次々繰り出す技と笑い。
(わけわからないでしょ、ごめんねネタバレに警戒してるのね)
途中から地元の弦楽四重奏の皆さんも加わる。
どうやらオバサンたちはこちらの方々をめあてに来ている様子。
まじめそうな方々もふたりにいじられるときちんとノって、
大いに盛り上がる。
名曲「山手線上のアリア」を生で聴けましたよ。
ちょこちょこ登場する小道具や映像がどれも手作り感あふれて楽しい。
多分こんなに小道具の出てくるクラシックは他にないだろうなあ。
でも芸人ではないのよ。きちんと聴かせるし。
今年また札幌で演奏する機会があるらしいので、ぜひどうぞ。