それはレコードだったりＣＤだったりするけれど

コドモに頼まれて、帰り道オレンジレンジの「アスタリスク」ってＣＤを買いに。

読者の方に話すと「そーいうのを聴く年になったんだねえ、いつまでもアンパンマンや戦隊ものじゃないもんね。」だって。
なんかアニメのオープニングらしいです。

買いに行った先は、先週谷山さんの「月光シアター」を予約していた店。
レジに店長がいて、開口一番「こないだは、ほんとに申し訳ありませんでした」って。
やっぱりヤマハのほうのミスで、納品されなかったらしい。
「いやいやかえってお手を煩わせてすみません、実はあの日別な店に行って、悪いなあと思ったけど買えたんですよ。」
と言うと
「ああ、それは良かったです！」とニコニコ。

そういえばここではもう何年も谷山さんのＣＤを注文している。
この店がオープンして以来ずっと。
以前の職場から至近距離だし、今も駅から直結だから便利。
ポニーキャニオンからヤマハに移籍した頃、注文システムが変わって難儀したことも教えてもらった。

というわけで平積みしてあったオレンジレンジのＣＤを買うと
「じゃ、これは谷山さんの分。」とポイントカードのスタンプをちょっと多く押してくれた。ありがたいなあ。
またきっと谷山さんは新譜を出すはずだから、その時もここで予約しましょうと約束。

コドモらは大喜び。ワタシは夕飯作りながらうるさいなあと思って聴いてたけど、なかなかいい曲だと思う。なんか水曜日の歌の大辞テンじゃ１位だったかな。

ワタシが小学生の頃、父親がピンクレディーのベスト盤のＬＰを買ってきてくれた。
大喜びしたものだったが、それはあくまでも「ついで」で、
父は加藤登紀子の「時代おくれの酒場」のシングルを買いに行ったのだった。
どちらも懐かしい。

曲が思い出をつなぎ、人と人とをつなぎ、時代をつないでいく。
徳さんの命日にふさわしいなあと思った夜なのでした。