胸の振子~はてなブログにおひっこし

というわけで、さるさる日記→はてなダイアリー→はてなブログと引っ越しを重ねそして

音楽が呼び起こす思い出

10月11日の日記で
今は亡き「たぬきのおじさん」のことをかいたところ
同じ高校の先輩である大西さんからメールをいただきました。
以下,大西さんの了解を得て抜粋。

※※※
先日、いつも通っている接骨院の有線で、
山崎まさよしの「One more timeOne more chance」(で良かったっけ?)が
かかっていました。
いつだったか、井洞K子(註・おなじく先輩)に会ったとき、
この曲を聴くと、たぬのことを思い出すと言っていました。
それ以来、私もこの曲を聞くと
たぬのこと、K子のことを思い出します。
その日も、背中と腰にホットパック当てながら、
たぬのこと思い出していました。

うぐいす色のコートを着て、
でもなぜか、頭の中でたぬは、
「大西〜」と私のこと呼ぶんだよね。
ヘンなのー
(註・大西さんという苗字は,たぬきのおじさん没後
 結婚してからのなのであります)

※※※

先輩,身体お大事に。
うちにも「One more timeOne more chance」
のシングルCDあります。

改めて歌詞を読んで,
うちにひとりでいるときに聴いて,泣きました。

不思議なことに
リリースされたのが「97.1.22」。
ということは,たぬきのおじさんが亡くなったずっとあとの曲であるようで。
あまりに遺されたワタシたちの心情に重なる歌詞なので
強く焼きついたのでありましょう。

誰かを失って何故悲しいかというと
今までの思い出を語り合えなくなったから。
そして,これからできるはずだった思い出も失ってしまったから。

と考えてぼーっと歩いていたら,
ウヲークマンから流れてきた曲。

「あなたがただそこにいて 生きている そのことで
 わたしはきょうも生きていける 
 日射しに顔を 上げていける」
谷山浩子「小さな魚」)

あなたにはそんな「あなた」が何人いますか?