胸の振子~はてなブログにおひっこし

というわけで、さるさる日記→はてなダイアリー→はてなブログと引っ越しを重ねそして

襲いかかるもの

参考までに、ここで注射したものの説明。

中盤の「副作用」コーナーの長いこと長いこと。

https://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/drugdic/prd/24/2499407D2020.html

6月初めの朝、初回の注射。

4週間かけて放散していく薬剤なので、打ったあとを揉まないように強く念押しされる。

そのあと出勤するために病院を出たところ、敷地を出るか出ないかのうちに、地面がぐわんと揺れた気がした。

これが副作用か。

違った。それだけじゃ許してくれなかった。

あまりつらいつらいと言っていると、全く違う病名でお医者さんに行く人々からアドバイスをいただき、副作用を手帳に書き出して、4週間後の診察に持っていった。

・めまい(ずっと)

・耳鳴り(注射後1〜2週間がピーク。ちょうどこの頃、打首獄門同好会という名前はおどろおどろしいが愉快なバンドのライブのチケットを取っていたのに当日になってドクターストップがかかって泣いた)

・多量の出血(注射したからとて即生理が止まる訳ではない、ましてや減らない)

・だるさ(ずーーーーーっと)

・聴覚過敏(ノイズキャンセリングイヤホンなしで外を歩けない。職場内離れた席からでもちょっと大声や大きな音が聞こえると怖い)

・日によって食欲不振(つらい時なぜかトマトとモッツァレラチーズだけしか喉を通らないことがあり、毎日毎日紅白カプレーゼ合戦にしてた)

・下痢(谷山浩子のコンサートで東京に行っていた時、アンコールの曲紹介をしてるタイミングで激しい腹痛に襲われた。もう再入場できず、続きはロビーのモニター画面で観て聴いていた。その時演奏したのが「冷たい水の中をきみと歩いていく」音楽聞こえなくなるはからだ砕けるは命奪われるは、というむごい内容だが、かろうじて命は取りとめた)

4週間後に上記を説明したところ、主治医から注射をやめましょう、とすぱっと言われた。「でもこのままだと筋腫は大きいままで、手術の時大変。もうひとつの治療方法があります」

それが点鼻薬だった。

【大事なお知らせ】治療には大きな個人差があります。あくまでもワタシに降りかかった一例に過ぎません。あなたご自身もしくはあなたの大切な人の立ち向かう治療にあたっては主治医の先生とよくご相談ください。この注射を全否定するわけではありません。